虎徹大鑑には虎徹195口、興正等48口が掲載されています。「虎徹を見たら偽物と思え」はあまりにも有名な言葉であります。サムライ諸氏においては知らない方は居られないかとは思います。この大鑑に掲載されていない真贋の刀もあろうかと思いますがこの大鑑に掲載されている刀であれば素人でも安心して購入できると思いますし、後に手放す時にも有利になると思います。この辺のことが大鑑第8章「虎徹の名声と偽物」にくわしく記載されています。近藤勇の偽物虎徹での池田屋斬り込みは有名、この偽物の作者は鍛冶平こと直胤門人、直光で有名な悪徳?鍛冶。この偽物虎徹は相当の性能を示したと友人に当てた手紙が残っている(清麿?の刀が化けたのだから当たり前)。名鑑によると鍛冶平の偽物は下手な銘切りなので直ぐにわかるとのこと。その他偽物と真贋のどちらにも判別のつかない刀もあり、特に月山貞一の作は判別困難と記載されています。今後の研究に期待するとなっています。まあ、たとえ偽物でもベンツ1台はかるく買える金額になろうと思いますが貧乏サムライにとって偽物でも遠い存在でもあります。虎徹が何故ここまで有名のなったかは、今風に言えば(私風・・)マーケット戦略が巧みであったことが大きな要因との意味が大鑑に記載、ようするに宣伝が上手かったのです、当時の有名な斬り手、山野加右衛門永久・同勘十郎久英に裁断を多数依頼して金象嵌を中心にいれました、これで世間に知られ有名になる。そしてこの裁断名入りの虎徹の刀はさらに珍重され高価になった。偽物はさらに進化?して真贋の刀に後切りで有名な金工師赤尾吉次が金象嵌した刀もあってさらに拍車かかった。また、あえておきて破りの名をきり、、珍しいと裏を行く偽物が紹介されていて、大体虎徹と名がある刀の8割は偽物とのこと、、、。偽物で良いから欲しいなあ!!!。

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