去年から注文していた、珠追いの昇竜の彫りのある脇差しがようやく出来あがってきました。我が人生もそろそろ終わりに近づいてきたこともあり記念すべき一振りで、・・・常寸の昇竜の刀と併せて大小そろったわけでさらに感激新たと言ったところです。いずれ旅立ちのときは、我が佩刀してお供をしてもらいましょう。ところで刀身に彫り物をするって侍にとってどういう意味を持つかについて長船刀剣博物館にて展示が行なわれています。遠くてとても行っている余裕はありませんがその解説の一部を転載させていただきました。畳の上で死ぬのは”恥”としていた武士ですが本音は畳の上で旅立ちたかったのでしょう。刀身彫り・・・「古くから刀剣は三種の神器の一つに数えられ、単に武器としてのみならず信仰の対象、あるいは美術工芸品として鑑賞の対象としての役割を果たしてきました。刀身彫りの起源は古墳時代の直刀期に始まり、直刀から湾刀に変わるとともに象嵌から彫刻へと変化してきたと思われます。平安末期から自らの信仰対象の仏や天部、明王などの梵字を刻したり、簡単な素剣を彫る程度でしたが、次第に装飾性が加味され、倶利迦羅、護摩箸、蓮華、金剛杵など当時流行した密教の影響を受けつつ、精緻な彫りが増えてきます。また、戦乱が激しくなると直接神仏の名号を刻すなど、加護を求めた彫物が多く見うけられるようになります。武家社会も平和な時代になると、達磨、布袋、日本武尊などの人物や、桜花、松竹梅、漢詩、和歌など装飾するための彫刻へと変貌していきます。」特別展[龍の系譜」期間:平成24年4月25日(水)~6月17日(日)至上最大級の日本刀にまつわる龍の展示。あなたは何体の龍に出会えるか?

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