若干の寒さも和らぐ気配のある2月になりました、なんでも今日は立春もう暦では春るなんですね、普段の型居合の稽古も足袋をはかないと足がつってしまいなかなか厳しいですね。・・・さて表題ですが脇差しでも試斬の稽古をしていまして、使っている脇差しはよく清麿にある姿の写し物の現代刀でなかなかの豪刀です、長さは1尺2寸当然の平造り刃文も清麿その物で大変気に入っています、身幅があるのですが鞘を極限まで削ってもらい朱鞘の革巻きと納めように漆塗りの2本を用意してあります。当然ながら試斬時は強度を重視して革巻き鞘をつかっています。見た目は普通の脇差しに見えますが抜刀するとかなりの迫力があります。江戸期サムライ達はこの長さの脇差しを帯びて城中にて執務にあたっていたのですが(長いと邪魔?)この刀でどのくらいの威力があるのかです。長さが短い分不利なわけで切り方は長刀と違ってきますが、抜き身でも変わらないですね。

ujf-2012-dn