Archive for 5月, 2013


所属する道場の選抜大会が開催されました。これは7月6日(土曜日)埼玉県立武道館にて実施の埼玉県居合道大会にむけての選抜となり、私も2段・3段の部にエントリー、、くじ引きの結果また伊藤女史と対決とアイなり、、”また当たりましたね”と言われてしまった。全国大会上位入選の強敵とまた当たろうとは、、なんだかまったくの緊張感もなく?軽い気持ちで、、、対決。当然・・旗はわが輩にあがるものと確信してはいたが、どうも駄目なようだった。

我が愛馬の車検がおわりました、いざ鎌倉、、愛馬にライディング甲冑、腰には携帯で、、。なんかおかしいか?。ところで車検代は(プレサージュより高い・・)128,940円、、前後のタイヤ交換が25,750円、前回は10万円だったのでタイヤ交換分が大きかった。タイヤは100キロのならしが必要とのこと、6月は聖地北海道へソロツーリングに行く予定、、寝袋もって、、テントはいまのところ持たない予定、、北海道はどこでも野営はできないので、、まあ、どこでもそうですが、、ヒグマのご挨拶が困るのです、、刀は無いし、、あっても駄目かもしれないが、、。車検するとさらに調子が良くなっていま、絶好調、、水平対向6気筒のモーターサウンド、、静粛そのものは快適そのもの、、。バイクらしく無い!!、ハーレーのような音もわるくないが、、。

武士の嗜み、、試合での身だしなみも含めて必要なことに”良い刀を見分ける力”がありましょう。大会で先生方の身だしなみを見ていつも、田舎サムライを再度認識してしまいます。良い刀をみわける力をつけるにはたくさんの刀を見ること、ただ見るだけではなく、中心を見ない状態で国・流派・作者名を当てる。これを入札といいます、ヤフーで入れる入札とは違いお金をいれるわけではないのでお金はいりません、いるのは鑑定眼です!。刀屋さんが実施している勉強会は商売がからんでいますので参加するにはお金持ちであることが必須で、別に鑑定眼はいりませんが結局一人前になるまでには結構な授業料かかることになりましょう。どんなに立派な評論をのべていても一流どころの刀を一発で当たりを取らないと、やっぱそんなもんかと思われてしまいます。まあ恥をかくってことになりましょう、、兵法では”やばいもの”には近寄らない、勝ち目の無い戦はしないっていうこともありましょうがそれでは武士とな言えないですね。刀は手に持たないと鑑定眼を養うことはできませんから、博物館でどんなに見ても肥やしにもならないですから手にもつことが必須です、でも一流どころの刀を手にもたせてくれるところなんて・・・ないでしょう。銀座の泰分堂さんは結構見せてくれますが長州屋は田舎サムライなど相手にしてはくれない!たぶん幕府方の者は嫌いなんでしょう?。そこで貧乏人でもみせてくれるのが公益財団法人日本美術刀剣保存協会主催・各地方支部でおこなている鑑定会があります。参加には会員であることが良いです、年会費12000円、大変立派な刀剣美術がおくられてきますから代々木で行われている鑑定会の講評など楽しみです。日本刀の中でもっとも美しいのが助広の濤瀾刃と言われています、4月の定例鑑定会で出たと試斬仲間から聞き、見たかったと後悔しています。6月は大会、7月はいけそう!、8月は休会。

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世は還暦と言うようですがこの年になるとそろそろお向かいがくるやもしれない時期になってきた。まあ、落馬(落車か)すればさらに早まるやもしれないが、そんなこんなで先週はライダーパンツを新調してはおきました。さて旅立ちのときはサムライらしく鯉口を切った刃物がなくてはならないわけですが武道をやる以上当然考えておかなくてはならないと準備中です。逝くにあたってお見送りの方々にみっともないものは見せられないのでしっかりしたものを持っていきたい。まさか包丁や、鉈なんで方はおられないかと武道を学ぶものとしては・・・無い!と思います。そこで私が用意しているのが1尺2寸の平造りの小脇差しに刀身彫りを入れた刀、今現在できあがっていまして白鞘に入っています(未研磨)拵えはこれから小金を貯めてからの制作予定です。たぶん合い口拵えになろうかと思いますが、、今現在は未定。それまでは今腰に帯びている同サイズの朱鞘の小脇差しが代用となりましょう。彫りの制作中の写真添付しておきます。

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ポストをあけると毎回楽しみにしているものが2つあった、一つは日刀保よりの「刀剣美術」真っ先に見るページは先月号の誌上鑑定刀です、、ときおり出し忘れるのですが一平安代の薩摩刀で当たり、やはり好きな刀はけっこう見て同然表をみなくてもわかるものですね!、ああもう一つは表記のカタログ、毎回・・中には気に入ったものがあり押さえたい衝動にかられるので困ったものです。今回一番はP23の酒井繁政の昇竜の刀、これが80万ではまったくのお買い得品、、差し裏にも彫りがあるはずなので確認をする必要がありますが、80万、、もって新幹線に乗っても行っても良い感じ、それ以外ではP17の安光A140と無銘A141の刀ですね、抜刀用で判断するもので、みどころは重量と姿の良さ、特に中心仕立ての健全さでしょう。拵えはついていないほうがより健全であることは、いまさら言うべきものではないことです。いま短刀と打刀と外装の新調中、、うーん資金がたりない、、、縁がなっかったと言うことになりましょう。残念!。それから居合い用の場合、斬らないのでお値段と気に入ったものに狙いを定めてどうぞ。それから現代刀工の作で昭和50年以後の刀を、試斬で使う場合若干のリスクがあるかもしれません。作者が美術刀剣として製作した刀の場合斬るのは疲れるかもしれません。基本的に刀身彫りのある刀は無垢鍛えと思っておく必要があろうと思いますので斬るのはどうかと思いますし、居合いで使うのでも、、彫りが摩耗等・・・するでしょうからもったいないかもしれません。

愛刀家の皆さん、または刀屋の方々、刀職の方々古来日本刀の保護に丁子油、とか御刀油とか言った刀剣用のお高い専用の油をご使用と思います。この油は高品質で手につけても大変良い感じがするものですが美術刀剣の世界では刀には触れてはいけませんと言うことになっていますのでこれで良いとは思います。ちなみに私も多少は美術刀剣をもっていまして同じ扱いをしていますが、打ち粉は使いません、古い油をとるにはやや高めの保湿タイプのティッシュペーパーをつかって古い油をとり取ります。または刀剣店て売っているシリコンクロスにて拭き取ります。ご存じとは思いますが打ち粉はいいのですが所詮研ぎ汁の粉ですのであまり良くないと考えているからです。油がついていると地金などが良く見えないので鑑賞を楽しむには邪魔ですからね!。まあ刀剣鑑賞は日常性はないのでそんなもんでしょう!ですが我々サムライ諸氏は使うのが日常ですからメンテナンスを愛刀家以上にしっかりしなくてはなりません。まして対して刀を消耗しない(少ないかな?)居合いだけではなく試斬を行う方々(大いに消耗する)はさらに重大なテーマでしょう。刀剣にとって天敵は人間の油です(要するに手垢)、愛刀家の世界ではないことですが刀を使うわれわれの世界では当たり前のこです、この汚れを取る油にバイクのメンテなどで使う工業油kureCRC5-56をつかいます(要するに刀を洗う)。5-56を刀剣に吹き付けティッシュで伸ばして汚れをとります。そのあとシリコンクロス(バイクのwax落としに使う)で綺麗に拭き取ります、このクロスダイソーなどで売っているワックスおとしが小さくて便利です。地金が大変綺麗になり刃の中などが大変良く見えるようになりちょっとした楽しみにもなります。そして最後に丁子油をしみ込ませた居合い・抜刀専用のクロスで均一に塗りつけます。あああその前に抜刀専用刀の場合は刃の具合を点検すること、刀のガタツキのメンテ点検をビールを飲む前に実施をしています。刀は持ち主を見ていることを忘れずに!したいものです。補足)畳を漬けるときの減菌ですが昔事業所では調理場の床の清掃に業務用塩素を200倍に薄めて殺菌していました最近は環境問題で使用禁止、高価なバクテリア系の薬品?をつかっています。散布のあと調理場ではかなりの塩素臭がしてここち良かったものですが巻藁を漬ける場合は、プール並でよいのではないでしょうか?かすかな塩素臭くらいで、・・・。ともかく不衛生なので試斬のあとはキチンと手をあらってから車を運転して帰りましょう。

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気温があがってきました。これから巻藁を、つくるにあたってきびしい時期になってきます。また水につけるにあたっても古畳をまくわけですから不衛生でもあり水につけることによって水分と温度が加わり細菌の繁殖が加速して”危険”かもしれません。また漬けている間に直射日光で腐敗がすすむ?、斬った後のゴミの段階で、異臭が発生するなどが想定されます。私は塩素剤を加えて減菌して感染の予防を心がけています。

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刀と外装品のお値段

突然思い出したのですが、、日本刀のお値段、重要刀剣指定品の刀、または江戸期の上手の刀工の刀、江戸期の鍔1枚のお値段、外装のお値段、「えええ!そんなにするんですかあ・・」なんて言う方が入門者、初めて数年以内の方におおく居るきがしています。居合道初めて間もない方、、またはすでに3段位ではありますが刀を振り回すのが出来きるだけの方(上手ってこと)、段位関係無くまったく刀に興味を示さないで居合い道を学んでいる方、ひとはそれぞれ皆、同じではないわけで日本刀に関する知識なんてほとんど無くても5段位まではなれるわけでそんなの関係無いよ、、言う意見もありましょう。身体が鍛練されれば良いのです!,,ようするにスポーツなんで、それはスポーツ武道家であってサムライではないわけですね。でもそんな方でも最低領域で模造刀位はお使いになるわけです。入門用の模造刀で3万・やや出来の良いタイプで6万でしょうか、そんな模造刀で演武していても私なんか目が良くないのでまあ立派に見えます。ほとんどの方が模造刀の外装と本拵えの外装の区別がつかないのですね、模造刀の鞘は箱鞘でしたがって太いですし・・塗りはウレタンペンキで簡単インスタントになります。とうぜん本拵えは漆塗りで数ヶ月かかって塗り込みます。ここに職人さんの生活費としての経費が付加され相当の金額になるわけです。また刀身は真剣でも外装が模造刀の仕様になっている刀もあります、外見的にはわかりにくいのそれで良いとなればそれで良いのでしょう(ご本人は・・)、まず自己満足そして、ステータスで少なくても会社の社長さんとか、年齢の高い方が軽自動車ではとても寂しいと思います。やっぱクラウンですね、、。高級車に乗っている方が模造刀部類ってことはないでしょう!。

カスタムナイフを収集する趣味の方々がいます。宗正刃物、ナイフマガジン掲載の日本人作家のナイフ、または米国などのナイフメーカーのナイフになります。いずれもハンドル・ケースに共に美的センスを表現する傾向が強く、ブレードは鋼をベルトサンダーなどで削って独特なスタイルがうみだされています、高価なものもありなかなか素晴らしいものです。しかしながら、我が国の伝統的な鍛造刃物はまた違った存在でもありましょう。炭火で鋼を沸かして鍛錬をした鉄を、1)小槌で素延べをしていき火造りで形を整える、2)さました後、鑢でさらに姿・形を整えて、3)夢に描く刃文になるように焼刃土を塗り、4)一気入魂の焼き入れ、5)焼具合の確認と焼戻しの実施、6)研磨を実施して・・うつくしい地金・刃文を確認。これらの1から5の過程を体験することができる「玉鋼刃物を製作する」様子を見学いたしました。刀匠がそばで指導してくれるので失敗はあまりありませんし、2日間かけた体験できて7万円ですから決してお高いと言えないのではないでしょう!。

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薩摩刀

私の好きな刀に「薩摩刀」があります。拵えはとても好きにはなれませんけど、余計なことですが居合で薩摩拵えにつけるような小さな鍔つけている方がいますが特に意志(武人としての・・)をもってつけているなら結構なことですが、そうでないらなら演武にも影響してくるものでないと成らないと思ってはいます。さて薩摩刀の良いところはなんとしても姿が豪壮で(水戸刀も・・)武人としての心意気を感じるしだいだからです。地金を転じてみるとやや、肌があれて好きにはなれないところがあります、そのてん・・水戸刀はいいです。刃文は互の目乱れ・湾たれ刃、大乱れがあり、特に特徴的な金筋(芋蔓)がありますが、、まあ好みで。やはり気になるのが地金で大肌(荒れ肌)は好きになれません。その点、主馬首一平安代は薩摩肌があまり全面にでることなく好きな刀工の一人です。一度だけ日刀保の鑑定会でみたことがありまして、所持して見たい刀の一つではありますが、、まあ、お高いですね。

刃の眠い刀

刃が眠い刀とは、、そもそも新々刀は地金がとても明るくて刃の中がバチッと明確で、、丁子が刃先に抜けるまで長いのですが(要するに綺麗)、しかし・・・この時代の幕末刀のなかには地金が黒く(江戸)刃の中がボワッとした刀があるのです。実は私の兄がこの刀を持っておりましてとてもこの刀を気に入っています、とても姿の良い豪快な・・まさに水戸刀といった典型的な姿をした2尺4寸の無銘刀ではありまして、・・・この刀の中心には素人が彫ったと思われる文字が刻んであり、「氷国」と記載してあります。これは徳川斉昭が老中井伊直弼に送った書面の中に鎖国を意味することばとして記載しているものなのですが、、おそらく水戸藩士が暗殺用につくらせた刀とおもわれ細かい歯切れがありおそらく何人かは斬ったと思われる、、なんとも言えない雰囲気をもった刀です。これはまさに刀が持ち主を呼んだと思われる刀で兄はこの刀を私に貸すのを嫌がります。でも借りてきて斬ったことがありあすが、、とても良く斬れます、、でも、、柔らかいので斬り損ねると曲がります。大体備前刀等映りのたつ刀は焼が弱く曲がり安いのですが斬れ具合は独特の雰囲気をもっています。そもそも折れず・曲がらず・良く斬れる刀なんてありません。あああそれから美しいも、、そうそう、、それますが・・助廣の濤爛刃は折れる、、のです。ええええ、濤爛刃の刀で斬り損ねて、、隣の古い、、黄色い、、大竹まで暴走させた馬鹿がおりまして、キーーんと言って帽子が飛んで行きました。兄は後ろの方で見ていて、、、あああヤッパ折れたかと言っていて、、怒られなくてよっかったことを思えています。でも鑑定会で見る助廣、、なんで・・・こんなに美しいんだろうと、、思いますが・・・・。幕末刀体配で、無銘(暗殺に行くのに銘は入れない)、2尺4寸があったら借金してでも、ゲットしましょう。それでサムライですよ、、、!ほんと。