ダイエー消滅が今日の朝刊の目次で表題を成した。さてそのダイエーについて私の経験から記すこととする。主婦の店ダイエーを創設し我が国における流通革命をもたらしたのは、南方戦線の激戦を生き抜いた中内功氏だ。その生き残ったと言う自負からかカリスマ性を発揮して巨大な流通チェーンを構築した。最盛期には彼の元に沢山の優秀な人材を得していたが、やがて粛正が始まったのである。今NHK大河ドラマ「軍師黒田官兵衛」でも同じような道をたどっていく、これが我が国における歴史なのだろうか?。わたしは中内功氏と直接お話したことはないが、彼のブレーンで実力を発揮していた方々と何度もお話しさせていただいたことがあるが「この方なら殿としたいついて行ってもいいかな!」と思う方々が何人もおられた。さてその粛正だが我が子をCEOにしようと策略を実行したことから始まり、経営上のミスも重なり次第に傾いていった、その根幹にあるのが戦歴にあるとも言われた、「なんでも欲しがる」と嘆かれるくらいに吸収、買収したのである。たぶんそれにおいてももダメージをうけたのだろう、やがて彼がいよいよ、ダイエーを去るときはもう瀕死の重傷化したダイエーがそこにはあった。最後は敗戦の将であったがでもその業績は計り知れないものがある。それを知っていて今現在も第一線で活躍しているのがカスミ会長の小浜裕正氏だ、彼は卒業すると創業時の主婦の店に就職し寝食をともにして中内氏に仕えた。その小浜氏だが私の知る彼はなかなかなの個性的な人物である、あるひ店舗企画と言う部署で彼にプレゼンテーションに行ったとき氏は「おまえら俺をだます」といってソファーに座りながらバットを持っていた、私なんか行け!と言われて行って、言え!と押されて言っているだけでゴツンとやれられては痛いのでなかなか度胸のいる仕事であったのを遠い昔の記憶の彼方から思い出した。その小浜氏がダイエー閉鎖にかかわったわけだからどんな気持ちだったろうかと思うしだいである。さてその後だか、関東イオンとマルエツとカスミは合併が決まっているがその3社の代表には誰がおさまるのだろうか?、もっとも適任の人物である。この小浜氏も黒田官兵衛と同じような歩き方をされるのが印象的だ。

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