前々日、両国の鑑定会での講評時は鑑定刀のナカゴをあけてもらえる、ナカゴにはハガネの色合いと刻された銘の風情、ナカゴの姿、など長年の歴史がのこされている。そんな銘を見るたびに、、そうおもう。もう300年、400年、500年、600年前に刀匠が刻したものだ。・・・そんな始まりの刀の銘切りをお手伝いした、刀が動かないように押さえているだけだがこれも、なかなかコツがいる、押さえが悪いと変な音がして刀匠の切りが上手くなくなるからだ。裏には年記がはいる、たに所持銘が切られたりする。武芸者なら刀匠に自らの仕様にて注文するのが本来の姿であろうとおもう、そんな刀が出来上がった。これから3月の指定日に登録、これからスタートだ。ハバキ製作依頼、鞘下地、漆塗り、柄巻き、など各職人のところを回る。まあ、出来上がるのは早くて7月、ちょっと遅れれば、10月であろう。今の時代、お金を支払えばすぐに買える、そんな現代ではあるが、刀の製作はそんな現代とはだいぶ違う。待つのも武道の修行の内、待てる方は侍ですねええ。そんな思いで一所懸命おさえた。銘を切るときの振動で刀か曲がる、刀匠は簡単に直してしまうのがすごい。